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成績会議の真っ只中

中学校では現在、

成績会議の真っ只中だろう。

 

今回は、どのくらい上がっているのか?

不安でもあり、楽しみでもある。

 

 

中学3年生は、基本的には辛口評価であることが多く、

なかなか思うように内申点が取れないだろう。

たとえテストが上がっていてもね。

 

 

ちなみに、成績はテストの点数だけではなく、

授業態度や、提出物なども重要視される。

 

というより、マイナスの評価をつけるときは、

テストよりも授業態度の方が大事だと思う。

 

 

成績で高得点を取りたいなら

ぜーったいにやってはいけないことがある。

 

 

それは「授業妨害」だ。

 

 

 

授業妨害をすれば、確実に成績を落とせる。

 

 

勉強している周りの生徒たちに

ちょっかいを出したり、

大声を出して授業の進行を妨げたり、

テキスト出して〜と言っても、ずっと喋っていたり、

提出物をいつまでも出さずに授業の進行を妨げたり、

とにかく、授業妨害は絶対にやってはいけない。

 

 

学校の先生は、一度に大勢の生徒の指揮を取らないといけない。

統制が取れなくなると、クラス全体が荒れていったり、

授業崩壊につながってしまう。

 

 

集団授業が機能しなくなるとまずいので、

全体の輪を乱す、あるいは乱しそうな生徒は徹底的に評価を落とす。

というのが学校の方針なのだろう。

 

 

よく、日本は個性を重んじていない。とか、

全体に合わせて行動しすぎている。

などと言われることがある。

それは、その通りだと思うけど、

現場で働いている先生たちのことも考えてあげてほしい。

 

 

手のかかる小中学生も30人も同時に見ないといけない。

 

 

想像してみてほしい。

毎日、自分の家に30人の小中学生が来たらどうなりそうか。

中には、ものを壊す人も、勝手にものを取っていく人も

いるかもしれない。

 

大声で叫んで近所迷惑になったり、

食べたものをこぼしまくって部屋が汚れたり、

とにかくいろいろな人がいる。

もちろん、大人しい人やマナーを守る人もいる。

 

 

大勢の人と接していると、自然と

マナーを守っている子たちに対して、

あの子はいい子だ。という評価をしてしまう。

 

 

これが成績である。

 

 

自分の利害と関係ない時は、

もっと個性を尊重しろ!と言えるけど、

いざ何十人もの生徒と毎日接していると、

そうもいかない。というのが現実だろう。

 

 

先日のつぶやきでこんな記事を紹介したけど、

togetter.com

 

こういった子たちに、ポジティブな評価をすることは不可能である。

評価する先生側も仏の心ではないからね。。

 

 

ということで、

内申が取れないようなタイプの子は、

公立中学校に進学することはおすすめしない。

中高一貫校に行った方が良いだろう。

 

 

実際こういった動きはすでに始まっていて、

公立の内申システムだと不利になりそうだからという理由で

中高一貫校に受験させるといった流れが増えている。

 

 

一般受験で内申点が必要となるのは、

高校受験だけである。

中学校受験も、大学受験も必要ない。

だから、内申点に不安があるのであれば、

高校受験をパスできるような進路設計を組まないといけない。

ということは、小学生のうちから動いておかないといけない。