神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

塾に年度の途中から入るってどうなの?

OKUNO塾は3月から新年度がスタートする。

そのため、3月に入塾する生徒が最も多い。

 

新年度から在籍していれば、

最初の単元からついていける。

これがおそらく最も大きなメリットだろう。

 

 

一方で年度の途中から参加する場合は、

すでに塾で進んでいる単元を自分で勉強しないといけない。

また、入塾してすぐは、授業の内容についていけず、

戸惑うことがあるかもしれない。

 

 

とはいえ年度の途中で入ってくる生徒は大勢いる。

たしかに3月は1年の中で最も入塾生が多いが、

せいぜい全体の20%ほどである。

残りの8割は、年度の途中で入ってくる。

 

 

OKUNO塾では、同じ単元をぐるぐる繰り返すので、

年度の途中でも問題ない。

 

ただ、たしかに最初の1ヶ月ほどは、進度の速さに戸惑うだろう。

たとえば、中学2年生の数学はすでに1年分が終了した。

 

すると、体験授業に来る中学2年生は

「えっこの単元まだ習っていないんだけど!」

「えっこの塾、もうここまで進んでるの?ついていけないよー。」

と思ってしまうだろう。

 

 

だから体験授業の1日で、それ以降来なくなる生徒がいる。

たいてい、そういう生徒は、

「周りのレベルの高さに、自信をなくしてしまった。」

といった理由で来なくなる。

 

 

こればかりはね、

しょうがないことだと思う。

 

 

個人塾ってどうしても、

勉強がかなり苦手な生徒が来るんだよね。

たとえば、中学2年生で九九が怪しい生徒とか。

 

 

だからOKUNO塾にも、

そういった生徒がたくさん体験に来てしまう。

 

 

でも、一般的な個人塾と違って、

入塾後に学力を伸ばして、

勉強が得意になる生徒が多い。

 

すると体験生は、

在籍生の学力レベルとのギャップに

辛くなってしまうんだろう。

 

 

「え、個人塾だからレベルが低いと思っていたのに、

半数以上が定期テストで400点取ってるの!?」

みたいな。

 

 

 

だから、1日で来なくなってしまうことも起きるのだろう。

 

 

でも、塾としてはこのスタイルを変えるつもりはない。

 

 

雇われ講師の時代と違って、営業ノルマがないから、

入りたい生徒だけが入ればいい。

と今では思っている。

 

 

昔は、友達紹介キャンペーンなどを

いろいろやらないといけなくて、

とにかくどんな生徒でも、

1人でも多く入塾させることがノルマだった。

 

 

でも雇われ講師の時代から、

こういうのってどうなのかな?

とずっと疑問に思っていた。

 

 

最初の面談で、塾の良い点ばかり話す営業手法。

甚だ疑問だった。

でもそういったマニュアルでやらないと

エリアマネージャーにいろいろと言われる。

なかなかシビアな世界なんだよね。

 

 

数年前に、強引な勧誘で問題になった大手塾があったけど、

ああいうことをやると、

結局生徒は減っていくと思うんだよね。

 

 

おそらく、現場の先生はそんなことやりたくないんだけど、

本部の指示でそうせざるを得ないんだろうと推察する。

 

 

ということで、

独立した今は、それまでの営業方法とは全く違う。

 

そもそも電話とかもなくしてしまったし。。。

(営業電話を嫌う親御さんがとても多かったため)

 

 

また授業スタイルも

引き続き先取り授業を続けていくから、

体験授業の段階で「ついていけない!」

って思う生徒が出てくるかもしれないけど、

まぁしょうがない。と思うしかない。

 

 

たしかに入塾を断られることは残念なことではあるけど、

指導方針やポリシーを変えるのは、

もっと残念なことになってしまうので、

今のスタイルは今後も続けていくだろう。