神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

個別指導塾に向いている生徒とは?

昨日のつぶやきの続きを書こうと思う。

 

 

当塾では入塾前に親御さんへの説明をしている。

その時によく話すことが、

集団授業に向く生徒と向かない生徒の違いである。

 

 

 

集団授業では、

生徒の勉強中、横にずっといるわけではない。

ある程度生徒の自主性に委ねる部分が多い。

 

 

一方で、個別指導では

生徒が勉強しているときに横に先生がいる。

(1対2や1対3は実質、集団授業なので、ここでは1対1の話とする)

 

 

指導形態としてはこれが大きな違いである。

 

 

さて、集団指導には向かない生徒とは

どんな生徒なのか?

それは、ボォーッとしてしまう生徒である。

 

 

たとえば、

自習を2時間行ってもそのうち1時間55分ボォーッとしてしまう生徒は

割といる。体感では10人に一人くらいいる。

 

 

すると、2時間のうち勉強時間は5分程度なので、

全然進まない。

もし横に先生がいれば、ボォーっとしたたびに

声をかけるなどの対策が取れるが、

集団だとそうもいかない。

 

 

だから、

ボォーッとしてしまう生徒は

集団指導よりも個別指導の方が良いだろう。

 

 

声をかけてくれる先生が横にいるだけでも、

勉強に取り組む時間は伸びる。

 

 

ちょっと低レベルな話かもしれないが、

でも現実的に、集中力が全然続かない生徒はいるので、

そういった生徒のためには個別指導が良い。

 

 

ただ、ここで

勘違いされたくないのは、

個別指導でも1対1でないと意味がないということ。

 

 

1対2や1対3以上になると、

結局、先生がずっと横にいるわけではないので

集団指導塾と変わらなくなってしまう。

 

 

私は常々個別指導塾の1対2や1対3以上は

情弱ビジネスだと思っている。

その理由は以下の3つ。

・費用は集団よりも高い。

・講師の質は集団よりも低い(9割以上はバイト講師)。

・解いている姿は横で見てくれない。

 

 

だから、個別にするなら1対1しかない。

 

でも、1対1だと1教科だけで3万近くかかってしまう。

5教科受けるとなると1ヶ月15万ほどかかるので、

現実的ではない。

 

 

でも、せめて1教科だけでも1対1にしてほしい。

本当に1対2や1対3は勿体無い。

1対2や1対3にするなら集団で良い。

 

 

10年以上前からずっと同じことを思っているけど、

実際はどんどん1対2や1対3のなんちゃって個別指導塾が増えている。

でもそれで学力なんて上がらないと思うんだよね。。

 

 

ほんと情弱ビジネスだよなぁ。。よくない。