私は年末年始はできるだけ帰省をしたり、旅行をして、
家から出た方が良いと思っている。
その土地のものを食べたり、
普段なかなか話せない人と話をしたり、
大きな刺激がたくさんあるからだ。
これは自分自身にも言い聞かせている。
塾を開校してからは、毎月2日ほどしか休みがない。
しかもそのうち1日は事務作業などで結局塾にきているので、
ほとんど休みというものがない。
だからこそまとまった日程がとれる年末年始に
普段はなかなかできない「社会科」の授業準備をする。
社会の中でも歴史や地理は、
現地に行って学ぶことがたくさんある。
教科書で見ただけではなく、自分の目で見て写真を撮って、
生徒たちにリアルな情報をなるべく伝える。
こうすることで、
より授業に興味をもってもらえると考えている。
ということで、今回もいくつか中学の社会で出てくる
場所へ行ってきた。
まずは安土城跡
長篠の戦いに勝利した信長が築城した安土城。
残念ながら焼失してしまって現存はしていないが、
琵琶湖のすぐそばに築城された跡地が残っている。
次は六甲アイランド・ポートアイランド
(写真は六甲アイランド)
こちらは、中学2年生の地理で出てくる。
近畿地方にニュータウンを作る際、六甲山地を削り
その土砂を使って作ったのがこの2つのアイランド。
商業施設ばかりかと思っていたけど、
想像以上にマンションが多かった。
次は、姫路城。
中学の歴史では、
豪華で雄大な桃山文化の文脈で出てくる。
周りから見ただけでも、その規模に圧倒されるほど巨大。
秀吉が一時城主だったお城。
続いては明石海峡大橋。
こちらも中学2年生の地理で出てくる
本州四国連絡橋の1つ。
こんな巨大な橋をどうやって作るのか、不思議。
本当は淡路島を通って大鳴門橋まで行きたかったけど、
淡路島が意外にもデカくてそんな時間はなかった。
さすが瀬戸内海一大きな島である。
こういった規模感も、実際に行ったからこそわかることだよなぁ。
最後に西本願寺・東本願寺。
宗祖である親鸞は中1の歴史で出てくる。
ということは、浄土真宗であるということだ。
親鸞聖人は京都だけでなく新潟や関東でも生活していたので、
ゆかりのお寺が全国にたくさんある。
他にも細々としたところに行って
自分自身も勉強をしてきたので、
授業で自分が肌で感じたことや、エピソードを
どんどん話していきたいと思う。
こうしてより良い授業が少しでもできるようになると良いな。