神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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私立の高校入試まであと2日

2月10日から

私立高校の入試が始まる。

 

私立高校の受験には大きく3つの方式がある。

 

①併願入試

②推薦入試

③オープン入試

 

このうち①併願②推薦は内申点のみで

入試の合否が決まる。

 

 

OKUNO塾は公立高校をメインにしているが、

公立高校も内申点が見られる。

 

そのため、公立対策のために内申点を上げていたら、

知らぬ間に私立の合格基準に達し、

中3になって、

「やはり公立ではなく私立の推薦に切り替えよう!」

という生徒が毎年いる。

 

 

これが当塾が公立対策メインにもかかわらず

毎年私立の推薦組がいる理由だ。

 

 

公立の入試は2月中旬、

一方で私立の推薦は12月には終わる。

 

2ヶ月も早く受験勉強の店仕舞いができるのだ。

これは受験生たちにとってはかなり嬉しいだろう。

 

今年も2名は私立の推薦である。

もちろん、内申点をかなり上げないといけないので

簡単なことではない。

 

2名のうち1名は入塾後に内申点を7ポイントも上げた。

おそらく公立高校であれば、多摩や川和も狙えただろう。

全県模試ではA判定を取っていたからね。

 

もう1人の生徒は、スポーツの活動が評価されたが、

ジュニアオリンピックの実績があるほどの腕前である。

 

つまり、推薦で私立高校に受かるということは

簡単なことではない。

 

 

次に併願入試。

これが私立高校受験では最も多い。

 

公立の滑り止めとして、私立を受けるというパターン。

こちらも内申点だけで合格が決まる。

 

 

当塾の生徒たちは、

入塾後、内申点が上がる。

今年も全員の内申点が入塾時と比べて上がった。

やはり、コツコツと継続することは

本当に大事である。

テストはもちろん内申点への影響もでかい。

 

 

そして最後のオープン入試。

 

こちらは、他の2つの入試方式と異なり

内申点は関係ない。

 

テストのみで決まる。

しかも、テストの内容は高校ごとに全く違う。

 

 

だから、

当塾から私立のオープン入試を受ける生徒は

非常に数が少ない。

去年も一昨年も0人であり、

3年前に1名広尾学園を受けたのみ。

 

 

入試問題がその高校独自の作りであるため、

その高校のためだけの対策をしないといけない。

 

 

中には高校で習う範囲を出す学校もあれば、

大学入試レベルの問題が出ることもある。

(特に英語の文法問題)

 

 

OKUNO塾は集団授業であり、

かつ公立高校入試の対策を授業で行うので、

私立のオープンを受ける生徒たちには

授業とは別に完全に個別でフォローをしている。

 

 

過去問の解説などは、オープン受験の生徒だけ

土日で別に時間をとって、

解説をするなどしないといけない。

 

なぜなら、問題の形式が

公立や他の私立のそれとは大きく異なるから。

 

 

公立だけの生徒よりも

はるかに指導量は多いと思う。

でも、オープン受験はここまでやらないと対策ができない。

 

 

受ける生徒もだけど、

教える方も本当に身を粉にしないといけない。

集団授業をしつつ、空き時間で個別指導をしているわけだからね。

 

 

また、高校ごと試験の内容が違うので、A高校の過去問、

B高校の過去問というように、とにかくたくさん解いて、

解説をしていく。

当然だが、メインの授業では公立高校の過去問を解説するので、

それとは別の時間で、ということだ。

 

しかも、OKUNO塾では5教科全て見ているので、

毎日たくさん問題を解かないといけない。

さらに模試の解説も5教科、中1〜中3まであるからね。

 

 

どの塾の先生よりも

過去問を解いているような気がする。

5科目も全て見るし、中学3学年全て見る。

なんなら小学生も全ての科目、学年ね。

 

 

これだけの仕事量、

好きじゃなきゃやってられないね。

絶対に人にはお勧めできないし笑

 

 

でも自分にとってはとても楽しいと思える。

 

生徒たちが、

日々コツコツと頑張って勉強をしている姿を見ると、

みんな良い目をしているなぁと思うし、

よく中学生でここまで頑張れるなぁと刺激をもらえる。

 

 

天職かもな。