神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

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絶対受かるぞ〜!!ウォォォォ〜!!

2月14日になった。

今日は公立高校入試本番。

いよいよこの日、という感じ。

 

 

昨日、自習室で3年生たちが

円陣を組んでいた。

私とアルバイトの先生も円陣に加わり

『絶対受かるぞ〜!!ウォォォォ〜!!』の掛け声で

気合いを入れた。

 

 

なんか良い雰囲気だよなぁ。

 

 

今年の世代は、

おそらく私が受け持った史上

1番にぎやかな学年だったと思う。

 

 

テンションが高すぎて、

どう対応したらいいかわからないことも

いっぱいあったし、

生意気な態度を取られることもいっぱいあったけど、

それも今考えればすべて良い思い出である。

 

 

成績の面で言えば去年の受験生と比べて、

非常に内申点が低い世代だった。

 

入塾時点での内申が全員オール4以下。

全員ってのがすごいよね。

1人も内申点36より上の生徒がいないということ。

 

 

半分以上の生徒が

内申点28〜33でスタートしているので、

まぁね言わずもがなだけど、かなり苦労をした。

 

 

内申点が低いということは、

当日のテスト一発勝負ということ。

二次選考だと定員の10%しかそもそも枠がないので、

本当に大変である。

 

 

あとは、ほぼ全員が他塾からの転塾生というのも

この世代の特徴かな。

中3生10人中9人は、

中学時代に別の塾から転塾して入ってきた。

 

 

前の塾では毎日勉強なんてしなかっただろうし、

宿題チェックも学習計画立てもなかっただろうから、

ギャップに苦労しただろう。

 

 

そんな中本当によく頑張ったと思う。

授業がある日もない日も、土日も祝日も、年末年始も

毎日コツコツと勉強した日々は、

きっと大きな糧になると思う。

 

 

『継続は力なり』

使い古されて、真新しさはないけど、

この言葉は、私が大好きな言葉である。

 

 

勉強でも、スポーツでも、仕事でも、趣味でも

コツコツと続けるというのは、大きな力になる。

でも当然、かなり難しいことでもある。

 

 

難しいから、手軽に手に入りそうな甘い言葉に

我々は負けてしまう。

 

10日で誰でも英語がペラペラに!とか、

1ヶ月で〇〇万円儲かる!とか、

世の中そんなワードばかり。

 

 

でも、現実はそんなに甘くない。

 

 

地味だけど、コツコツと続けることが

なによりの力になる。

 

どの分野でも、活躍している人は

継続力の鬼であり、

何かをコツコツとひたすら続けている。

 

 

結局大事なことって、

昔からみんなが知っていることなんだよね。

 

 

私は正直、「合格」という結果よりも

この『努力をコツコツと継続する生活』を

中学生の間にしたことに

何よりの価値があると思っている。

 

 

みんなが将来どんな仕事に就くかはわからないけど、

でも、ここで得た継続力が

将来大きな力になるはずだ。

 

 

 

きっとこの代が抜けたら、塾は静かになるだろうな。笑