神奈川県川崎市の塾|OKUNO塾のつぶやき

JR南武線 武蔵新城駅|毎日8:30更新

自分で意見を言えるようになってほしい

小学生にも中学生にもよく、

「自分の意見をちゃんと言おう」と日頃から伝えている。

 

 

それくらい、自分の意見を言えない生徒が

増えているのかもしれない。

 

 

自分の意見が言えないと、

少なくとも学力は伸びない。

 

 

それ以上に、今後生きていく上で、

自分の意見を言うというのは非常に大事なことであろう。

 

 

勉強面で言うと、

まずわからないことに対して「わかりません」と言えないと困る。

 

 

わからなければこちらで教えられるけど、

わかったふりをされてしまうと、教えることはできない。

だから、まずは「わかりません!」と言えてほしい。

 

 

ちなみに、できないことが

恥ずかしいことだとは全く感じなくていい。

できれなければできるようになればいいだけ。

 

 

気にする必要はない。

 

 

OKUNO塾の授業では、よく生徒たちに問題をあてる。

 

 

これいくつになると思う?とかね。

よく聞く。

 

 

そこで考えて、

「わかりません」と言うのは別にいいんだけど、

黙ってしまったり、長考に入ってしまう生徒がいる。

 

 

私はなるべく待つようにする。

30秒くらいは待つ。あえてね。

 

 

生徒たちがなぜ黙ってしまうのか?

それは黙っていれば自分の意見を言わなくてもいい

環境の中で育ってきたからである。

 

 

周りが合いの手を入れてしまったりね。

でも、これってその子のためになっていない。

わからないことはわからない!って言えてほしいし。

良いことは良い、イヤなことはイヤ、と言えてほしい。

 

 

だから、なるべく黙っていれば自分の意見を言わなくて済む

状況は作らない。

もちろん30秒以上はなかなか待てないので、

その場合は、何か自分の意見を言ってね!と

合いの手を入れるけど、

でも少しずつでも自分で発言できるようにはしていく。

 

 

時間はかかっても少しずつできるようになる。

 

 

あとは、わからない。と言われたら

必ず丁寧に説明をすることも大事。

 

せっかく勇気を出して、

「問題がわかりません。」と言えたのなら、

邪険に扱ってはダメだ。

些細なことでも丁寧に答えるし、

簡単な問題でも丁寧に答える。

 

 

そうすれば、少しずつ

「質問をしてもいいんだ!」と生徒たちは気づいてくれる。

これで良い。

 

本当に少しずつでも、

自分で自分の意見を言うことが大事である。